【子どものやけどの思わぬリスク】本体は熱くならなくても倒れた時に危険なモノとは?手の届かない所に置いていても注意
電気ケトルでやけどをしそうになった原因は、約半数が「転倒」と回答
電気ケトルで子どもがやけどをしそうになった経験がある方に当時のエピソードについて聞いたところ、第1位「子どもが高温になった本体の表面を触ってしまった」、第2位は「子どもが蒸気に手をかざしてしまった」、第3位「お湯を器に入れる際にお湯をこぼしてしまった」となりました。
また、電気ケトルの「転倒」によって、やけどをしそうになった経験のある人は、半数近い48.7%にのぼっています。
ヒヤリハット経験者の4割以上が「子どもの手の届かない位置」に置いていた
電気ケトルで子どもがやけどをしそうになった経験がある方に「当時の電気ケトルの置き場所」について尋ねると、 43.6%は「子どもが手の届かない場所」に設置していたことが判明。4割以上が「子どもの手の届かない位置」に置いていたにもかかわらず、やけどのヒヤリハット経験がありました。
子どもの手の届かない位置に電気ケトルを置いていたにもかかわらず、やけどの危険があった理由を、子どもの事故防止の第一人者で小児科医の緑園こどもクリニック院長の山中龍宏先生に聞いています。
その結果、電気ケトルを使用する際のNG行為は「電気ケトルの決まった置き場所がないこと(電気ケトルの定位置が度々変わること)」