【子どものやけどの思わぬリスク】本体は熱くならなくても倒れた時に危険なモノとは?手の届かない所に置いていても注意
だということがわかりました。
「子どもの手の届かない位置」に置いていても、使用中に一時的に置き位置を変えたタイミングでやけどするケースが大半だといいます。
以上を踏まえ、お湯が沸いた後「電気ケトルの置き場所が定位置から変わる」ことがある人を調査した結果、なんと51.8%が該当する結果に。半数以上が“やけど予備軍”であることが判明しました。
電気ケトルの安全機能について「全く把握していない」人は3割超で最多に
電気ケトルを持っている方に自宅の電気ケトルに搭載されている安全機能について聞いたところ、全く把握していない人が最も多く、その数は31.8%にのぼりました。
電気ケトルでやけどする主な要因について着目すると、「転倒お湯もれ防止」が搭載された商品を選んでいる人は22.9%のみ。
続いて「本体が熱くなりにくい」機能は31.2%、「蒸気が出ない・少ない」機能は18.7%のみという結果となり、電気ケトルの安全対策については関心が低い傾向があることが浮き彫りとなりました。
転倒流水試験が追加された電気ケトルの新安全基準、認知度は2割程度に
「電気ケトルの新安全基準※1に、2021年より転倒流水試験(転倒した際のお湯の流出量が50mL以下であること)