今日の1杯目のビールのために命を懸ける。松岡昌宏が語る目標をもたない生き方
いつもそうなんですけど、タイプ的に撮影が終わったら何も気にしないんです。そういう意味で“手応え”と言うのなら、今回、この(続編の)お話をいただけたということですよね。
――今回のシーズン2での佐良に関してはどのような印象を?
松岡相変わらずですね。笑うシーンはひとつもないし、いつも苦悩している男ですよね。苦悩との戦い……いや、苦悩だけならいいけど、周りでこれだけ人が死んでいく中で、戦っていかなければいけない――それと、同じ気持ちでいる皆口(泉里香)の気持ちも背負わなくてはいけない。
あとは、(佐良の上司である)能馬さん(仲村トオル)と須賀さん(池田鉄洋)が、全部を説明してくれるわけではないから、そこに疑心暗鬼になり「この人たちはいったい何を考えているんだろう?」と考えながら……モグラちゃんですよね(笑)。手探りだけで光を見つけようとする男の話ですね。重いよ(苦笑)!
――シーズン2の制作が発表された際に「また大変な時間が始まる」というコメントを出されていましたが、実際に大変だった部分や苦労されたところは?
松岡なんせ疲れるんですよね、この作品(苦笑)。
体力面もそうだし、すごく頭を使うんですよ。