今日の1杯目のビールのために命を懸ける。松岡昌宏が語る目標をもたない生き方
雰囲気だけでできるものじゃないので。
あとは、(シーンの)つながりがめんどくさいね。連続ドラマで「つながりがめんどくさい」と言い出したら、いよいよなんだけど(苦笑)。俺も結構、ドラマはやってきたけど、この作品はめんどくさいね。そこでの心の持ち方です。ここで(気持ちが)上がってるのか?下がってるのか?あぁ、そうか、あれがあったから今は下がってるのか。そこから「よーい、スタート!」っていうのがね。
順撮りじゃないのは当たり前だし、他のドラマならそこそこ普通にできるんですけど、これは起伏が激しいし、よく人が死ぬんですよね。
それがあるのかな。
――逆にこの作品に参加することの面白さを感じる部分は?
松岡経験したことのないもの、自分の中にないものが100%なので、それをやることで、自分がどういう人間なのかというのを分からせるための作品なんだと思っています。
――自分にないものを求められる?
松岡全部そうですね。シーズン1でもそうでした。
――松岡さんから見た佐良はどんな人物で、どんなところに魅力を感じますか?
松岡正直、俺には彼のことが全然分からないんだけど、それが良くて、逆に分かってしまうと佐良正輝という役に違う色が着いてしまうので、俺が分からない方が良いんだろうなと思っています。