くらし情報『日本上演40周年!新たに生まれ変わる『ピーターパン』稽古場レポート』

2021年7月9日 12:00

日本上演40周年!新たに生まれ変わる『ピーターパン』稽古場レポート

今回は「ピーターパンはこうでないと」と固めずにトライしていきたいなと。まずは自分の精一杯をぶつけて体当たりして演じた時に、私のピーターパンがどんなふうに皆さんの目に映るかが楽しみです。

▼これまでの『ピーターパン』上演の舞台映像

ーー小西さんは『ピーターパン』初参加ですね。

小西舞台は拝見したことがありましたが、その時はファンタジー作品の印象が強かったんです。でもその中に、影のある人間ドラマが描かれていて、ちょっとシリアスなテーマがあったような感じがしていました。

今回、フック船長とダーリング氏を演じさせていただくことになり、原作を読みました。あまりに面白くて虜になりましたよね。

まだ、稽古全体を見られるほどの余裕はないですが、森さんは原作の戯曲の面白さをすごくしっかり読み解いて作られていて、原作に忠実に作られている気がします。
原作にはそれぞれのキャラクターの心情が細かく描かれていますが、今回の上演台本はそれをちゃんと失わずに書かれていて。

それをもとに、森さんが人間ドラマの緻密な流れを細かく、しかもテンポよく作られているので、かなりいい作品になっている感じがします。僕自身、フックを演じていてすごく楽しいですね。

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