くらし情報『湯山邦彦監督、3DCGで描いたポケモン。「新たな発見がたくさんあった」』

2019年7月12日 07:00

湯山邦彦監督、3DCGで描いたポケモン。「新たな発見がたくさんあった」

「ポケモンに関しては、アニメのなかでもCGが使われていましたし、ゲームでも3D化されているものもあったので3DCGにする際、それほど心配はありませんでした。一番違和感を覚える危険性があるのは人間だと思ったんです。どう3Dに落とし込むかは、かなり試行錯誤しました」

湯山監督と榊原監督の細部にわたるこだわりにより、ポケモンと人間たちの融合にも、2Dとは違った表現が見られる。「ひとつのラインとして今後も繋がっていけばいいなとは思っています」と未来に思いを馳せた湯山監督。3DCGでポケモンを描くことで、面白い発見がいっぱいあった。20年以上やってきた経験が本作に携わることにより、またゼロからスタートするような新鮮な感覚を得ることができたという。

「なによりポケモンに質感という要素が加わりました。例えばプリンの前髪はどうなっているのかとか、ニャースの髭は一本なのか、毛が集まっているのか……とか(笑)。
さらに面白かったのは、ニャースの変装はCGでは使えないなと思ったことですね。いままでは肌色っぽかったので、変装すると人間に見えたのですが、CGだと完全に毛むくじゃらなので、ダメですよね(笑)」

「アニメがスタートしたときは、自分たちが原作を作ったわけでもないので、普通のテレビシリーズのひとつという位置づけだった」

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