湯山邦彦監督、3DCGで描いたポケモン。「新たな発見がたくさんあった」
とポケモンについて語った湯山監督。しかし、シリアスありギャグありというふり幅の多いポケモンという題材は、これまで湯山監督が培ってきた表現力のすべてをつぎ込むだけの価値がある作品という認識に変わっていった。「だからこそ20年以上続けてこられたんだと思います」
昨年公開された『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』で初めて湯山監督は、監督という立場を離れ、アニメーションスーパーバイザーという形で作品に参加した。「劇場版もテレビアニメシリーズも世代交代で若い人が出てきました。その意味で、この3DCG作品が、新しい『ポケモン』のレイヤーになった気がしますし、これからまた新しい発想で広がっていければと思っています」と更なる発展を誓っていた。
『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』
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取材・文・写真:磯部正和
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