2022年10月10日 11:40
くるり主催『京都音楽博覧会2022』にマカえん、Vaundy、槇原敬之らが出演 オフィシャルレポート到着
と感嘆の声を上げるのも納得の才気溢れるパフォーマンスを冒頭から展開し、「不可幸力」「踊り子」では自ずとハンズアップが巻き起こる。
Vaundy
くるりとも縁の深いドラマー・BOBOのリズムに支えられ、きらめきと切なさが同居する「恋風邪にのせて」や叙情の極みたる「走馬灯」など、比類なきソングライティング力をまざまざと感じさせていく。その後も、「裸の勇者」「東京フラッシュ」とやる曲やる曲キラーチューンとも言うべきセットリストで畳み掛け、「雨降り過ぎじゃね?」と時折、客席を気遣いながら、「ラストスパート、いきましょうか!」と「花占い」「怪獣の花唄」で怒濤のエンディング!2000年生まれの次世代のポップスターここにありと証明した、初出演にして鮮烈なステージだった。
三番手のAntonio Loureiro & Rafael Martiniは、今年唯一の海外アーティスト。10種類近い楽器を演奏するマルチ奏者・シンガー・コンポーザーのAntonio Loureiroは2015年、コンポーザー・シンガー・鍵盤および弦楽器奏者のRafael Martiniは2017年の『音博』でも素晴らしい演奏で観客を魅了したが、今回は現代ブラジル/南米音楽をリードする2人による最強タッグに。