2023年12月18日 15:00
【ライブレポート】銀杏BOYZ、ピーズ、大森靖子が立川で激突!リスペクトに溢れた3マンライブ
当然というか、やはりというか、峯田、登場。アコースティックギターを抱えながら「ギャー!」「オーイェー!」などと奇声を発しまくった末に、大森靖子がラップに入るバースではギターを捨て、ステージ上を右へ左へと暴れ回る。
曲を終えると峯田、「こういう人はね、喉が痛くなってもね、どこを切ってもね、もっと今まで以上に大きくなって帰ってくると思うから、それ期待しましょ」とエールを贈る。大森靖子、「なんかやさしい。やさしいパターンで来たんだなあ、そっか」と、照れる。
中学の時にNirvanaを聴いて世界が変わった、という話を峯田がよくしている──というMCからの「Nirvana」を経てのラスト2曲は「死神」と「Rude」だった。
この日もっとも荘厳で美しくてヘヴィな2曲を、最後に固めてライブを終わらせた大森靖子は、左腕をまっすぐ上げてから前方に突き出し、「あなたは、あなただけの人生の光を必ず灯し続けていれば、私がそれを歌にして必ず歌うから、また会いに来てください」とメッセージを届け、深々とお辞儀をした。
そしてトリ。実に銀杏BOYZのライブらしい怒号が飛び交う中、「最後だし、騒いでください、歌ってください」