2022年11月2日 18:00
ベルマインツ新作『風を頼りに』インタビュー 12月にはバンドセットによるワンマンを開催
小柳親父がギターをかじってて、歌本を見ながら弾いてたんですよ。そのそばでギターケースに入って遊んでたのが、原体験ですね(笑)。小学生のときにコブクロが「NAMELESS WORLD」(「桜」「ここにしか咲かない花」などを収録した5thアルバム/2005年)を出して、小渕健太郎さんがギター弾いてるのを見て、かっこいいなと。ギター教室に通わせてもらったんですけど、教えてくれた先生がロック好きだったんですよ。ビートルズからはじまって、UKロックやニューウェイブ、あとは大瀧詠一さん、山下達郎さんなども聴くようになって。ブリティッシュロックとナイアガラ系ですね。
小柳大介(Vo/Gt)
前田僕も最初は家族が聴いてた音楽ですね。親父が井上陽水、姉がB’zのファンで。
SMAPや宇多田ヒカルなどもよく聴いてました。楽器をやるようになってから聴き直してみると、トラックの仕上がり方がすごいんですよ。
――なるほど。新作『風を頼りに』にも、みなさんが通ってきた日本の良質のポップスが反映されていると思います。
小柳前作『MOUNTAIN』(1stアルバム)もバラエティに富んでいたんですけど、今回も「いろんなことをやったな」