2021年12月9日 17:00
Wキャストの坂口湧久&碧直生が語るミュージカル『キッド・ヴィクトリー』
坂口湧久
ーーひとつの作品で別役をやるのは初めてですよね?
坂口はい。初めてです。先日、アンドリューとルークのシーンを稽古したんですが、いまだにアンドリューと呼ばれると、返事をしそうになりました(笑)。不思議な感覚なんですけど、作品をいろいろな役を通して見られるのは楽しいです。
ーー碧さんはルーク役についてはどうでしょう?何か感じていることがあれば教えてください。
碧初めて台本読んだときは、ちょっと正直ルークの気持ちが分からなかったんです。けど、読み込んでいくうちに、「ルークはこう思ったんだ」とかどんどんルークが分かって、今は一緒に生きているみたいな感じです。
ルークはすごく感受性が豊かな子。
言われたことをすごく真に受けたりとか、吸収したり。そこは自分と似ている気がして、どんどん愛おしい存在になっています。
碧直生
ーー全役がWキャストということで、EASTチームもWESTチームも全然違う作品に感じられそうですね。
坂口全然違うと思います!演出の奥山(寛)さんが「自分に寄せた役作りをしてほしい」と仰っていることもあって、皆さんの素敵な個性が出てくると思うんですよね。僕も舞台稽古で早くEASTチームの全貌を観たいです。