くらし情報『映画『PLAN 75』磯村勇斗インタビュー、「“生きる”ということに対して何かを感じられる作品になっている」』

2022年6月18日 12:00

映画『PLAN 75』磯村勇斗インタビュー、「“生きる”ということに対して何かを感じられる作品になっている」

75歳になったら自ら死ぬことを選択できる“プラン 75”という制度が、無いようである気がして。妙なリアルさを感じました。

自分がちょうど高齢化社会について考えていたタイミングでもあったので、これから高齢者に対してどう向き合っていくのかを考えさせられましたし、この“プラン 75”という賛否両論が出るテーマもいいなと。

あとは自分がこういう近未来の世界観がもともと好きだったので、そこも魅力に感じました。

映画『PLAN 75』磯村勇斗インタビュー、「“生きる”ということに対して何かを感じられる作品になっている」

『PLAN 75』(C)2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee
映画『PLAN 75』磯村勇斗インタビュー、「“生きる”ということに対して何かを感じられる作品になっている」
――ヒロムというキャラクターを演じるうえで、どんなことを意識していましたか。

ヒロムは公務員としてこの“プラン 75”という制度を推奨していく立場で、最初は年配の方に優しく接しながら仕事をしている姿を見せているんですけど、伯父さん(たかお鷹)に出会うことで徐々に根に持っていた感情が出てくるんです。

もともとヒロムも本心から“プラン 75”に賛成しているわけではないと思うんです。だからそれが伯父さんと触れ合っていく中で、表と裏の比重が変わっていくというか、徐々に人間的になっていく。その辺りの表現は監督ともシーンごとに話し合いながら進めていきました。

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