原因は自分にある。パシフィコ横浜公演レポート 「僕たちの未来、一緒に歩んでいきましょう」
「嗜好に関する世論調査」に続き、杢代が「次に披露する曲をメンバーとこの場で決めていきます!」とスクリーンに映し出されたのは「Macanas」と「Show Time!!」という2択。懐かしい2曲に会場からは歓声が。歌いたい方の楽曲にメンバーが移動するという投票システムだが、それぞれ自分が支持した曲を歌いたい。アピールのために、楽曲のフリをしたり、当時の思い出話をしたり……と次第にステージ上はカオスになり、途中、長野と吉澤が抱き合っていたりと、見るべき場面が多くて嬉しい悲鳴だ。結果、杢代を中心にステージ上で相談した結果、決定したのは「Show Time!!」。ペンライトも軽やかに跳ね、観測者たちのテンションが上がっているのもよく分かる。テンションそのままに、「Joy to the world」でメドレーを締めくくった。
スモークが満ちる中、始まったのは最新アルバム『無限の終わり』に収録されている「Lion」。
長いイントロが印象的な楽曲だ。レーザーが会場を彩り、ステージ後方が開く。衣装をチェンジしたメンバーがゆっくりと前方に進んでいく中、炎と花火の演出が会場のボルテージをあげる。先ほどまでと打って変わってワイルドなパフォーマンス、曲にぴったりな勇ましい表情を見せつける。