新宿の新名所で計10公演のスペシャルショーを開催 郷ひろみインタビュー「僕はずっと郷ひろみなんですよ」
だからそれはエゴじゃないって僕は思うんです。
――やっている方と観ている方がフィフティ/フィフティであることっていうのが大事なんですね。
そう、関係性ですよね。まずは表現する側が、受け手の人たちのことをきちんと考えているかということなんですよね。表現なので、そこの匙加減は難しいと言えば難しんですけどね。
――これまでツアーとディナーショーという大きな2本柱がありましたが、“Majestic Voyage”はそこにまた別軸のショーができるということなんでしょうか?
その通りですね。常設のステージで10公演やるっていうのは、僕は初めてだと思うんですよ。
――あ、そうなんですね。これだけ長くステージをやって来られている郷さんにとっても。
ええ。記憶にないんですよね。だからそういう常設のステージでのショーということもありますし、今回は多くのパフォーマーの方達とご一緒しますから、今から本当に楽しみですね。
――少し遡るのですが、2019年に東京文化会館で「ALL MY LIFE」という一夜限りのショーを行いました。その時も華道家の方やコンテンポラリーダンサーの方などとのコラボレーションという形のステージを展開しました。