くらし情報『「80年代はLGBTQに対する理解も進んでいなかった」オリー・アレクサンダーが語る『IT'S A SIN 哀しみの天使たち』』

2022年1月21日 12:00

「80年代はLGBTQに対する理解も進んでいなかった」オリー・アレクサンダーが語る『IT'S A SIN 哀しみの天使たち』

RED Production Company & all3media international
──ユーモアと言えば、リッチーたちの共同生活が楽しかったです。

ピンクパレス(リッチーと仲間が共同生活を送るアパート)ね!ピンクパレスのシーンは、脚本を書いたラッセル・T・デイヴィスの実体験を基にしているんだ。ピンクパレスの撮影はキャストがみんな集まることもあり、すっごく楽しかった。僕自身、実は数年前まで友人とハウスシェアをしていたんだ。いい経験だったよ。床で寝たり、夜な夜なパーティーをしたり、部屋を散らかしたりしてね(笑)。まるでリッチーたちみたいだった。

「80年代はLGBTQに対する理解も進んでいなかった」オリー・アレクサンダーが語る『IT'S A SIN 哀しみの天使たち』

自分の人生を変えた、ガス・ヴァン・サントの『マイ・プライベート・アイダホ』

──社会に問題提起する作品であり、普遍的な青春ドラマである『IT’S A SIN哀しみの天使たち』が人生を変える1作になった人もいると思います。
オリーさんにもそんな1作はありますか?

もちろん!たくさんあるよ。ひとつ挙げるなら、ガス・ヴァン・サントの『マイ・プライベート・アイダホ』かな。ふたりの青年が旅に出て、美しい恋模様を繰り広げる。リヴァー・フェニックスとキアヌ・リーブスが素晴らしいし、映像美にも心を奪われた。

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