WOLF HOWL HARMONYがデビュー後一年で実感する成長「いつまでも尖っていたい」
と初心にかえって、大切なものに気づかされたんです。言葉、人種、国境も関係ない、音楽でひとつになる場を目の当たりにした経験は、音楽やライブで何をしていきたいのかを考えるきっかけになりました。
SUZUKI
ーー日本とタイとでは、パフォーマンスしている最中の感覚に違いはありますか? お客さんの反応だったり。
SUZUKI演者もお客さんも関係なく、一緒に歌ったり踊ったりしながら楽しむスタイルがタイらしさだな、と思いましたね。盛り上がっている様子を見て、自分たちもノってきて、楽しいライブができました。海外に向けてもウルフらしさをアピールしていかなきゃならないって学べましたし、海外ではこう、日本ではこういう風に誘導して、自分たちらしいステージを作っていこう! っていうヒントも得られました。
HIROTO自分たちがこれからどんなふうになっていきたいか、っていう部分はもちろんなんですけど、僕はシンプルに一年前の自分と比べて、パフォーマンス力が上がったな、と実感してます。いまの自分たちの力量では立てないようなステージに立たせてもらえてるし、初めて武道館に立ったときなんか、圧に負けてしまって全身震えて、自分の持っている力を全然出せなかった。