くらし情報『89件の国宝を一挙公開!「刀剣の間」も『国宝 東京国立博物館のすべて』開幕』

2022年10月24日 19:40

89件の国宝を一挙公開!「刀剣の間」も『国宝 東京国立博物館のすべて』開幕

〜30日(日)
さらに足をすすめると、教科書にも登場している作品が次々と登場する。制作時期が最も新しい国宝絵画として知られる渡辺崋山《鷹見泉石像》もその一つ。隣には、これまた人気の国宝、久住守景《納涼図屏風》が配置され、とても豪華な空間だ。

89件の国宝を一挙公開!「刀剣の間」も『国宝 東京国立博物館のすべて』開幕

左:国宝 渡辺崋山《鷹見泉石像》天保8年(1837) 右:国宝 久住守景《納涼図屏風》江戸時代(17世紀)※展示期間:10月18日(火)〜11月13日(日)
このほか、狩野永徳の《檜図屛風》は11月1日(火)〜11月27日(日)、岩佐又兵衛の《洛中洛外図屛風(舟木本)》や《地獄草紙》、《餓鬼草紙》は11月15日(火)〜12月11日(日)など、国宝の展示スケジュールは細かく区切られている。お目当ての作品がいつ展示するかを確認して、日時予約制のチケットを購入しよう。

「書跡」では奈良時代から鎌倉時代までの日本書籍が展示される。《和歌体十種》は、10世紀の末から11世紀初めに成立した歌論書。本書はその現存最古の写本で、藍と紫の飛雲をすき込んだ薄手の鳥の子紙に、和歌を10体に分類して、それぞれに5首の例歌を仮名で添え、漢文で説明を加えている。


89件の国宝を一挙公開!「刀剣の間」も『国宝 東京国立博物館のすべて』開幕

国宝《和歌体十種》(部分)

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