カンファレンス2位は譲れない! プレーオフを見据え、トヨタ自動車とクボタが激突!
は正論だが、「大一番は準決勝以降でいい」が各チームの隠れた本音だろう。そもそもカンファレンス2位を死守できないようでは、プレーオフが心許ない。第7節の一騎打ちは負けるわけにはいかないのだ。
吉田杏(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)(c)F.SANO
トヨタ自動車は4月7日にオンライン取材を実施、サイモン・クロンヘッドコーチ(HC)はクボタをこのように分析した。
「クボタには非常にいいコーチ、非常にいい選手が揃っている。フォワード(FW)が強く、バックス(BK)にも熟練した選手が揃っているので、チームとして脅威を感じる。クボタの試合を見てもゲインラインを切って来るのがすごく強く、ラックスピードも速い」
順位でひとつ上のクボタに対して、どう戦うのか。
「今週の試合はゲインラインでの戦争になると考えている。
その戦争で勝つことが重要。クボタとしてはこちらのラックスピードを遅らせるようなプレーが多くしてくると思うので、そこに注意しながらボールキャリーを早くしっかりし、自分たちのアタックの精度を上げていくことと、相手のボールにしっかりとプレッシャーをかけていくことを意識したい」
また、指揮官は開幕戦とともに直近3試合でフル出場、ここ2試合はトライをマークするなど33歳とは思えぬパフォーマンスを発揮しているセンター(CTB)