2021年8月11日 07:00
赤楚衛二の原動力「楽しんでくれる人がいるから僕は頑張れる」
うれしいですし、もちろんプレッシャーでもあります。たとえば僕がほんのちょっとしか出番がない役で出たときも、いろんな人が褒めてくれて。でもきっとこれから露出が増えれば増えるほど、ネガティブなことを言われることもあると思うんです。
でもそうやって言われるのには、僕にも理由があるだろうし。そこは直していこうと思う反面、そうやって自分の粗みたいなものを指摘されることに対しては怖さも感じています。
――そういうネガティブな声は、何かもう実感としてあるのでしょうか。
今はあんまりないです。それは、僕自身、そんなにネットを見ないというのもありますけど。
ただ、もっと第一線で活躍されている方たちを見ると、そうなっていくんだろうなと。それは怖いけど、この仕事をやっている以上、それだけ言われる立場になりたいという気持ちもあります。
――今、赤楚さんのモチベーションになっているものは何ですか?
今言ったようなこともモチベーションになっていますが、いちばんは楽しんでくれる人がいること。やっぱり観てもらえないと寂しいですから。僕たちの仕事って観てくれる人がいてナンボの世界なんだというのは改めて実感しています。