2021年8月6日 07:00
高橋惠子&永田崇人に聞く執着心「結婚指輪は……どこかにやっちゃいました(笑)」
そういう気持ちでね、これからもやっていこうと思います。
名前を変えることで、等身大の自分に近づきたかった
――では、ここからはおふたりがお互いのことを知るために、いろいろと質問させてください。永田さんは今27歳。高橋さんの27歳のときの思い出といえば?
高橋ちょうど結婚した年ですね。で、名前を変えたんです。それまで関根恵子と名乗っていたのが高橋惠子になりました。そう考えると、人生の大きな転機になった年ですね。
――結婚と改名により何が変わりましたか?
高橋15歳で初めて映画に出て。そこから世の中のイメージが本当の私からどんどんかけ離れて、つくられた存在みたいになっちゃっていたんですね。
結婚して名前を変えたのは、等身大の自分に近いところからもう一度女優を始めたいと思ったから。
高橋も普通なら、惠子も普通でしょ(笑)。その普通なところが良くて、誰にも相談せず名前を変えることを決めました。そこからも子どもを産んで、母親になって。本当に普通の毎日を送って。
すごく楽しかったけれど、どこかに普通で終わりたくないという気持ちもあって。だから、女優の仕事も続けたかった。たぶんそれは私の中にあるもともとの気質なんでしょうね。