くらし情報『水田わさび&大原めぐみが解説! 『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の注目ポイント』

水田わさび&大原めぐみが解説! 『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の注目ポイント

と笑顔を見せる。

「起承転結がハッキリしていて、笑いと泣きのバランスがすごく優しく描かれている気がします。川村さんの小説は他の作品でもすごく読みやすくて、読書をあまりしない人も川村さんの本を読んだら、きっと読書が好きになる。そんな方が書いた脚本と、笑いや泣きをハッキリと描く今井監督のセンスはすごくバランスがいいんです」(水田)

「前々回の宝島も含めてなのですが、今回の新恐竜も川村元気さんの脚本は感情を揺さぶられるシーンがとても多いと感じました。そして感情の振り幅の大きさをどれだけ出せるか、言葉にならない繊細な心の動きをどうやって表現するかが課題でした。のび太くんは元々、喜怒哀楽がはっきりしている子なので、喜んでいる時と落ち込んでいる時の振り幅を大きくして観ている人たちの感情を揺さぶって惹きつける脚本のような気がしています。

台本を読ませていただいた時はドキドキワクワクしたり、ハラハラしたりで、たくさん心が動いたので物凄くエネルギーを使いました。演じる上では最高のコンディションでアフレコに挑みたかったので収録の前日は家事以外は何もしないようにしています(笑)」(大原)

監督や脚本家が自身の想いや得意分野を持ち込んでも“映画ドラえもん”として成立するのは「藤子F先生の作品が多種多様だから」

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