くらし情報『CRYAMY“最初で最後の日比谷野音ワンマン”は命懸けの3時間半公演だった【ライブレポート】』

CRYAMY“最初で最後の日比谷野音ワンマン”は命懸けの3時間半公演だった【ライブレポート】

に過ぎなかった。

CRYAMY“最初で最後の日比谷野音ワンマン”は命懸けの3時間半公演だった【ライブレポート】

フジタレイ(g) Photo:サトウミズキ
CRYAMY“最初で最後の日比谷野音ワンマン”は命懸けの3時間半公演だった【ライブレポート】

(Photo:村井香)
「人間になれた気がしました」というカワノの言葉が示していたのが、この野音で生まれ変わったCRYAMYの姿だとするなら、ライブはそれで終わるわけにはいかない。再びひとりでステージに戻ってきたカワノは、「やる予定はなかったんですけど」と弾き語りで「道家の歌」を披露。さらに「本人たちがいないから先に言っておきます。メンバー3人、感謝してます。僕は変な人だから、5年間よく我慢してくれたなと思います。あまり上手にやれなかったから」。その言葉は確かにあまりに人間くさく、そして等身大だった。

そしてフジタ、タカハシ、オオモリも戻ってきたステージで、カワノは「ここからはあなたに聴いてもらうために歌います」と言って「アンコール」を始めたのだった。
ひときわ明るく、力強く響いた「鼻で笑うぜ」、メンバー4人で向かい合って始まった「戦争」、メンバーのコーラスがカワノの歌を支えた「ウソでも「ウン」て言いなよね」……バンドとしてのCRYAMYがステージ上で復活していくような熱を感じながら、バカみたいに「いいバンドじゃないか」と思った。

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