くらし情報『長塚圭史「どんな悲惨でも生きる人間のポジティブな底力を感じて」 初ミュージカルに挑んだ『夜の女たち』9月上演へ』

2022年4月1日 12:00

長塚圭史「どんな悲惨でも生きる人間のポジティブな底力を感じて」 初ミュージカルに挑んだ『夜の女たち』9月上演へ

をはじめとする映画、舞台で活躍する前田旺志郎。ほかにも房子の戦死した夫、大和田健作に『王将』シリーズ(2021 年、構成台本・演出:長塚圭史)の坂田三吉役も好評を博した福田転球、古着屋の女主人・富田きくには劇団四季出身のベテラン北村岳子など、実力派俳優が揃った。

音楽は日本のミュージカル界をけん引する荻野清子。長塚とは井上ひさし作『十一ぴきのネコ』(2012年)以来、多くの作品でタッグを組んでいる。

振付はダンサーとしての活躍はもちろん『キレイ』、『キャバレー』、『業音』(松尾スズキ演出)、『幻蝶』(白井晃演出)など多くの舞台作品の振付を手がける康本雅子。

この布陣でどんなミュージカルに仕上がるのか、上演に期待したい。

長塚からのコメントは以下の通り。

<上演にあたって (長塚圭史・コメント)>
『夜の女たち』は溝口健二監督の1948年の映画です。
戦後間もない大阪釜ヶ崎(今のあいりん地区)を舞台に、空腹と、全く新しい価値観の中で、必死に生き抜く女性たちとその時代を描いていました。この映画はまだ占領下にあった実際のその時その場所で撮影しています。まるでドキュメンタリーフィルムのようです。

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