佐野玲於の自分らしく生きるルール「目標や理想は、あればあるほど遠のくもの」
自分から『紹介して』なんて一度も言ったことないですけど、ありがたいことに縁が広がっていってますね」
良好な人間関係を保つコツは「考えすぎず、良い意味で適当に」。何か違うな、と思ったらその場を離れ、自分が楽しいと思える人と場所を探す。彼が誰からも受け入れられる所以は、そんな身軽でシームレスな姿勢が心地良さを生んでいるからなのかもしれない。
佐野玲於の自分らしさ「気になったらとことん追求します」
あらためて三島という人物像を俯瞰すると、記者としてもっと上に行きたい、認められたいという向上心が強いように見える。ポンコツで、ピュアで、記者魂と根性に支えられている三島。それが彼らしさだとすると、佐野自身が思う「自分らしさ」とは何なのか。
「好き嫌いはハッキリしてるかもしれないですね。興味が持てないことにはどうしたって没頭できない。
少しでも興味が持てれば、人の些細な言葉でもビックリするくらい覚えていたり、自分で調べたりします。それらを分ける基準は自分でもわからないんですけど、無意識のうちに選択しているのかも」
たとえば医者と会話をしているとき、普段は触れないような医学の話でも、興味がわけばその場で調べたり、気になったものは買ったりすることが多いという。