WOWOW『連続ドラマW フィクサー Season2』特集② 町田啓太インタビュー
――撮影外でも唐沢さんと接していかがですか?
町田普段からすごいですよ。一度、「おぉっ…!!」と思ったことがありました。Season1が放送になる時期に一度、みなさんと一緒に舞台挨拶に登壇させていただいたんですが、それまでは僕の中で、唐沢さんが冗談を言ったりするようには見受けられなかったんですよね。それは膨大なセリフを抱え、なおかつ、いろんなことを考えていかないといけないキャラクターということもあったんでしょうけど、僕にとっては、それが唐沢さんのパーソナリティだと思ってたんです。それが舞台挨拶で「え、そんなにも……!?」というくらい、話術でみなさんを楽しませていらっしゃって、どこまで本気でどこまで冗談なのか分からないくらいで、降壇して、僕はびっくりし過ぎて変な汗をかいていました(笑)。
それで「すごかったですね」という話をさせていただいたら、唐沢さんが「だってさ、せっかく有観客で来ていただいて、楽しんでもらえなかったら意味ないじゃん。楽しんでもらいたいんだよね」と言いつつ、「あ、でも全員がすごい真面目なことを同じ顔してやっててもそれはそれで面白いね。あははは」って笑っていて、なんてユーモアに長けている人なんだろうと度肝を抜かれました。