2023年1月14日 12:00
『魔術士オーフェンはぐれ旅』 江口拓也が乗り越えた過酷な旅とは
撮影:小川遼
1994年の第1巻刊行以降、数々のシリーズが発表され、シリーズ累計1,400万部(電子書籍含む)を越えるダークファンタジーライトノベルの金字塔『魔術士オーフェン』(TOブックス刊)。1998・1999年にアニメ化された後、シリーズ生誕25周年を迎え、2020年に『魔術士オーフェンはぐれ旅』として再アニメ化。そして2023年1月、新たに『魔術士オーフェンはぐれ旅 アーバンラマ編』の放送が決定した。
今回、主人公オーフェンが対峙する暗殺者・ヘルパートを演じる声優・江口拓也へインタビュー。学生時代から触れていたという『魔術士オーフェン』の印象や、そんな作品へ新規キャストとして関わることになった心境、さらに“はぐれ旅”にちなんだ“旅の話”について聞いた。
『オーフェン』の世界観は“異世界”そのもの
――はじめに、25年以上愛されるアニメ『魔術士オーフェン』(以下、『オーフェン』)シリーズへの出演が決まった時の率直な気持ちからお聞かせください。
まさか自分が出られるなんてと思いました(笑)。『オーフェン』のアニメを見たのは、たぶん中学生の頃。当時は「将来、声優になりたい」とは1ミリも思っていませんでした。