2023年1月14日 12:00
『魔術士オーフェンはぐれ旅』 江口拓也が乗り越えた過酷な旅とは
そんな難しい言葉を一つひとつ覚えていく作業が、こういう作品で役を演じる醍醐味であり、楽しむ場でもあると感じていました。
――森久保さんとアフレコをご一緒されたとのことですが、ほかのキャスト陣とのアフレコはどうだったのでしょう。
このご時世のため分散収録が多く、前半はほとんどレギュラー陣と絡めませんでした。そんな中でもライアン役の榎木淳弥くんと一緒になることが多くて。後半になってようやく、森久保さんやマジク役の小林裕介くんと一緒にアフレコができました。
裕介とは年代が近いから一緒に「今『オーフェン』をやっているのってすごいよね」と休憩中に話していたら、森久保さんが最初にアニメを放送していた20年前の話をちょいちょいしてくれるという(笑)。ご本人も「今もやっているのはすごい」と話していました。そういう話に興味深く頷きながら、20年以上の時を経て、今もなお演じ続けられるエネルギーを感じました。
ヘルパートの魅力は“無慈悲”なところ
――森久保さんを含めキャスト陣とのコミュニケーションは、役づくりをする上で影響を受けることも?
ヘルパート自体、あまり周囲に影響されないキャラクターといいますか……基本的に一定の感情で淡々と喋るんですよね。