くらし情報『『大蒔絵展―漆と金の千年物語』三井記念美術館で開催中 1000年以上におよぶ蒔絵文化の全貌に迫る』

2022年10月18日 18:00

『大蒔絵展―漆と金の千年物語』三井記念美術館で開催中 1000年以上におよぶ蒔絵文化の全貌に迫る

『大蒔絵展―漆と金の千年物語』三井記念美術館で開催中 1000年以上におよぶ蒔絵文化の全貌に迫る

国宝《源氏物語絵巻宿木一》平安時代(12世紀)徳川美術館蔵※展示終了10月25〜30日に国宝《源氏物語絵巻柏木一》を公開
『大蒔絵展―漆と金の千年物語』三井記念美術館で開催中 1000年以上におよぶ蒔絵文化の全貌に迫る

重要美術品《石山切》藤原定信筆 平安時代(12世紀)MOA美術館蔵※全期間展示
現在まで伝わる豪華な蒔絵の調度品には、神社の創建や、天皇即位、特別な祈願などの際に奉納されたものも少なくない。第2章「神々と仏の荘厳」では、熊野速玉大社に伝わる国宝《桐蒔絵手箱》や高野山金剛峯寺の国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》など、寺社に伝わる蒔絵の名品を紹介していく。さまざまな国宝、重要文化財が一堂に会する展示室1と2は圧巻の光景だ。

そして平安時代に発展した蒔絵の技術は、鎌倉時代に蒔絵粉を作る技術の向上により、基本的な三技法「研出蒔絵」、「平蒔絵」、「高蒔絵」が完成することとなる。続く第3章「鎌倉の手箱」では、鎌倉時代に制作された手箱を紹介、続く第4章「東山文化―蒔絵と文学意匠」では、前時代の技法を発展させ、室町時代の蒔絵を紹介する。

『大蒔絵展―漆と金の千年物語』三井記念美術館で開催中 1000年以上におよぶ蒔絵文化の全貌に迫る

国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》平安時代(12世紀)高野山金剛峯寺蔵 ※全期間展示
『大蒔絵展―漆と金の千年物語』三井記念美術館で開催中 1000年以上におよぶ蒔絵文化の全貌に迫る

国宝《片輪車蒔絵螺鈿手箱》平安時代(12世紀)東京国立博物館蔵※展示期間10月1日〜23日
長い戦国時代が終わり、豊臣秀吉の治世となると、全国各地で復興建築ラッシュが到来。

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