2022年2月1日 12:00
ついに明かされる“新しいストーリー”。監督が語る映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』
その結果、彼らは恐ろしくて面白い映画を作り上げ、観客たちを驚かすことができたんだ」とジェイソンは分析する。「それを本当の意味で理解した時、この映画がどれほど怖くて面白いものでなければならないかとプレッシャーを感じたよ」
本作でもコミカルな要素や、ゴーストに対峙するまでの緊迫感のある展開、幽霊退治のガジェットの面白さなど、シリーズの重要な要素はすべて引き継がれており、そのバランスも絶妙だ。さらにジェイソンはこの物語に“家族のドラマ”を盛り込んだ。
新作の主人公は住む場所を失って家族と共に田舎町に引っ越してきた女の子フィービー。発明が大好きな彼女はある日、原因不明の地震が頻発する中で自宅の床下から幽霊を捕らえる装置“ゴーストトラップ”を発見する。やがて彼女は自分がかつてニューヨークを幽霊から救ったゴーストバスターズのメンバー、スペングラー博士の孫だと知り、町で起こりつつある超常現象と危機に立ち向かう。
「僕はストーリーテラーとして家族を構成するものについて興味があった」と説明するジェイソンは、これまでも様々な監督作で家族の物語を描いてきた。「家族は僕の映画の多くの中核であり、この『ゴーストバスターズ/アフターライフ』でも物語の核として描いたんだ。