映像、音響、すべてが“映画館クオリティ”に! 劇場版『鬼滅の刃』がいよいよ来週公開!
炭治郎役の声優・花江夏樹も「映像の迫力が凄すぎて息を呑むレベル」と語るアクションシーンが映画館の大画面で描かれる。さらに暗闇で集中して画面と対峙する観客が相手の映画版は、2Dアニメーションと3DCGの融合を含めた演出もさらに進化。週刊誌・コミックス、TV画面、スクリーンと本作を描くキャンバスはどんどん大きく広がっているが、劇場版の舞台は列車だ。横長の大スクリーンで一種の"密室”とも言える列車での戦いをどのように描くのかも気になる。
さらに劇場版では音響クオリティも向上する。映画館のスピーカーは客席を囲むように設置され、再生可能なレベル・レンジもTV放送よりも広い。セリフだけでなく、バトルの際に発する効果音、キャラクターの息づかい、風の音、そして地を進む列車の音……中でも鬼殺隊の柱・煉獄杏寿郎の戦いは映画館で“聴きたくなる”場面になりそうだ。さらにLiSAが歌う主題歌『炎』と、梶浦由記・椎名豪が手がける音楽も映画館の豊かな音場で鳴り響く。
単に物語を追うだけなら、単に話の続きを知るだけならTVシリーズでもよかったのかもしれない。しかし、本作はあえて時間と手間のかかる、そして大画面と大音響ゆえ“ごまかし”の効かない映画館を新作のステージに選んだ。