2024年3月12日 18:00
TM NETWORK、全国ホールツアー『STAND 3 FINAL』オフィシャルレポートが到着
をロッキンにプレイ。歌詞で七色を歌った本作は、もしかしたら1984年のデビューアルバム『RAINBOW RAINBOW』へと繋がりがあったのかもしれない。
Photo:Mirai Yamashita
ラスト、まるで洋楽アーティストのような佇まいを感じたセッションシーンからノンストップで、紛争や震災が終わらない2024年の今こそメッセージが伝わるナンバー「君がいてよかった」へと続く。EDMライクなアッパーチューンへとリプロダクションされたダンサブルなポップソング。宇都宮による歌声は、当時とキーが変わることなく、まったくブレずにピュアで美しいボーカリゼーションを堪能させてくれる。
Photo:Hajime Kamiiisaka
ここで、ボーカリスト宇都宮がはけて、木根と小室によるデュオパートへ。ツアーのために小室が書き下ろしたナンバー「Good morning Mr.Roadie」を優しいメロディーによって奏でていく。本作の歌詞は、ツアースタッフ(ローディー)など仲間たちへ向けた手紙のようなナンバーだ。どこかしらジャクソン・ブラウンを彷彿とさせ、人と人とのつながりで紡がれたあたたかな熱量を感じた。