2024年2月7日 12:00
なぜ、米の人気スタジオ・ブラムハウスは“原作者と監督”を尊重するのか? CEOに聞く
『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』など数々のヒット作を手がけるブラムハウス・プロダクションズの最新作『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が間もなく公開になる。本作は、人気ゲーム『Five Nights at Freddy’s』の映画化で、ゲーム作者のスコット・カーソンの意思を尊重して映画づくりが行われた。
ヒット作を連発するブラムハウスはどのようにして原作者と共に映画制作を進めたのか? 彼らの作品が映画ファンを魅了し続けるのはなぜか? スタジオのCEOを務めるジェイソン・ブラムに話を聞いた。
ジェイソン・ブラムが2000年に設立したブラムハウス・プロダクションズはしばしば“低予算のホラー映画で成功している会社”と説明される。しかし彼らは『セッション』や 『ブラック・クランズマン』などホラーではない作品も手がけており、ジャンルが何であれ、通常のハリウッド映画よりも作者や監督の意思を尊重して制作にあたるのが特徴だ。
「ハリウッドの典型的なやり方は、人気のコミックや小説、ゲームの権利をスタジオが大金を払って買ってきて、作者のことは横に置いて自分たちで脚本家や監督を雇って映画をつくる。