高橋優インタビュー/主催フェス開催間近「一緒に楽しい時間にしようっていう意味がどんどん深くなっていっている」
そういう有意義な休み方をしている人たちが羨ましいというか。SNSにそういうのが流れてきたりすると。で、SNSを見ている時点でもうこっちは休まってないんですよね(笑)。でも、ずっとライブを意識したオンモードでいることは、楽しいは楽しいんです。毎日の中で、これライブのMCに使えるかもしれないなってメモったり、曲の種になるかもしれないって思ったり、そうして過ごすこと自体は手応えを感じるんですよ。今日はやったぞ、みたいな。でもじゃあ、休めてるのか?と言われたら、これでまた知らない間に自分の体や心に蓄積されているものがあって、いつかまたそれが予期しない形で溢れ出て、体を壊したりしちゃうのかな……って。そのバランスというか、果たしてこのままオンモードでいったらどうなるんだろう?っていうのがわからないんですよね。
大人のみなさんにアンケートを取りたいくらいですよ(笑)。
――そういう意味では、もしかしたら大抵の日本人は、オンモードなのかもしれないですね。
そうですよね。僕の場合は、仕事と言いつつ、好きな音楽をやっているわけだし、曲作りだって、そもそもそれがやりたいからやっているのであって、それが趣味だと言えなくもないというか。