高橋優インタビュー/主催フェス開催間近「一緒に楽しい時間にしようっていう意味がどんどん深くなっていっている」
路上ライブをやっていたときは、だいたい週一か週二くらいの間隔で週末にやって、平日は大学に通ったりアルバイトしたりしてたんですけど、なんかその感覚に似てて。それっていわばライフワークみたいなことなんですけど、そうなると、ピークっていうよりもいつでもギター1本持ってライブができるようにしておかなきゃいけない、そういう心構えで毎日を過ごすことが当たり前になってくるんですよね。で、ツアーが終わって思うのは、その気持ちでいる方がいいんじゃないかっていうことなんです。だから、おっしゃった、「やり切った感」というのは確かにある、でも今も自分の日常の中ではまだ続いている――そんな感覚なんですよね。終わってもう1カ月半くらい経つんですけど。
――ずっとアイドリングしているような状態。
そう。それまでは、ライブモード、曲作りモード、みたいにパキッと別れてたんですよ。
そこがちょっと変わって、常にライブモードの状態でいる、という感じです。
――シンプルな質問ですけど、それは良い状態なんですか?
わかんないです。ぴんしょうツアー(※47都道府県弾き語りツアーのこと)中に一回喉を壊したんですよ。声帯炎というのになってしまって。