高橋優インタビュー/主催フェス開催間近「一緒に楽しい時間にしようっていう意味がどんどん深くなっていっている」
でも、例えばうどんが大好物だからといって、毎食毎日うどんだったら、それはさすがに辟易とするわけで(笑)。逆に苦手だったパセリを食べてみようかなって思ったりするかもしれない。だから僕で言ったらカメラを始めてみたり、もともと趣味だった映画を観たりしてるんですけどね。
――やっぱり締切があるかどうかっていうのは、仕事か趣味かのボーダーラインになるんじゃないですか?
ああ、なるほどね。ライターさんっぽい考え方ですね(笑)。やっぱり締切って意識せざるを得ないものなんですか?
――まあそれこそ映画館で映画を観ていても、明日締切かっていうのは確実に頭の片隅にはあって、だからずっと首根っこを掴まれてるような感じですね。
へー。
――そういう感覚はないですか?
曲作りに関して言うと、自分がワクワクして作ったものじゃないと、誰も得しなくなっちゃうなと思ってて。
だから、この日までに作ってくださいっていう、“この日”っていうのを極力意識しないように僕はしていますね。すごく大人としてダメなこと言いますけど(笑)、一週間遅れても、美味しいもの食べたくないですか?(笑)。締切に間に合ったまずいものよりも。