Laura day romanceが2024年第2弾シングルをリリース「これだ!って思ったんです。これがシングルになるんだなって」
ではもう1曲、「透明」についてはどうですか。こちらはMVにもなっていますが、かつてないキャッチーさが冴える曲ですね。
「透明」MV
鈴木「透明」は最初にギターの象徴的なリフみたいなものができて、これをどういうふうに曲にするかというところからスタートしているんですけど。少し、レトロなテイストがあって、ちょっとダークなテーマもあるんですけど、誰しもが好きなようなところと共存させたものを作りたいなと思っていましたね。2000年代のバンドのダンスビートの曲、なんだけどただ裏打ちをするんじゃなくて、ぐっと踊れる感じというか。
礒本4つ打ち系で、裏でハイハットが鳴ってるようなものってあまりやったことがなかったし。やったらやったで、やっぱりね?
鈴木俺らのなかでは、それは安直だろうっていうのがあったから。禁じ手としてバンドでやらなかったビートのひとつだったんですけど。
でもなんか、この曲はこれだろうっていう感じはあったかな。
礒本ここでは敢えてという感じで。あとは、テンポ感とかもあって、面白いものになると思ったし。
鈴木逆に今っぽさも出たかなと。
──そういうビートやリズムが強調されているというより、すごく自然な感覚で、より歌詞やメロディがぽんと入ってくるものになっているなと感じます。