2021年6月16日 07:00
山田裕貴&眞栄田郷敦を突き動かす役者の情熱「魂が動くものをやっていきたい」
どうだった?」(山田)
「(田中)圭さんが共演者はみんな仲が良い方がいいというスタンスの方だったので、圭さんを中心にご飯に行ったりという感じでした。あとは宿に温泉があったので、そこでよく誰かと会って話したり」(眞栄田)
「俺らも一緒に入ったよね」(山田)
「入りました。そうやって裸で話し合えたのは良かったです」(眞栄田)
そんな絆が、見えない力を生んだ。それが、迫真のクライマックスだ。
競技本番当日、悪天候により競技が一時中止に。このまま中止が決まれば、日本は4位で終了となる。競技を再開させる条件は、25人のテストジャンパーが全員ジャンプを成功させること。もし失敗すれば、怪我を負う可能性もある。
飛ぶか、飛ばないか。日本の金メダルが、25人のテストジャンパーの決断に託されるという、本作最大の山場だ。
そこで見せる俳優たちの熱演が、観客の心に感動という名の火をつける。
「あそこはもう自然にああいう雰囲気になっていました。そのシーンの撮影の頃にはキャスト25人みんな仲良くなっていたので、自然とやるぞという空気になって」(山田)
「僕は小坂菜緒ちゃんや裕貴さんの芝居に影響されたというのが大きかったですね。