石原さとみ&綾野剛が演じる運命の恋「綾野さんは太陽みたいな人。すごく可愛いです」
どの作品でも基本的にそうしていますが、特にラブストーリーであったりラブコメはその人のことを考える時間が圧倒的に長い。その分、とても気持ちが豊かになります。それは生きる側にとっても大切な時間になるし、心のビタミンになります」(綾野)
「待ち時間の会話の質もちょっと違いますよね。うすっぺらくもなく、ディープでもなく。相手役の方と2つくらい心の扉を開けたくらいの会話ができるのがラブコメだと思います。その距離感がちょうどいい。撮影期間をかけて少しずつ相手のことを知っていく喜びを噛みしめられるのが楽しいです」(石原)
運命論より大事なのは、起きた出来事に意味づけをすること
ドラマで描かれるのは、運命的な恋。ふたりは“運命”を信じるだろうか。
「運命。今いちよくわかっていなくて。ある面では、自分に起きた出来事のすべてが運命だとも言える」(綾野)
「そうですよね。私も運命論ってあんまりよくわかっていないんです」(石原)
「たとえば仕事に関しても、この人と共演したいと思って叶った人もいれば、いまだにご一緒できていない人もいる。自分の意志で決めていける仕事ではないから、とても難しいんだけど。