2023年4月12日 19:00
【対談企画②】never young beach×森山直太朗「最終的に自分たちが帰る場所って、なんでもない時間だったりすると思う」
森山話してるうちに安部くんが学校の後輩だということもわかって、それも僕にとっては大きかった。小中高のエスカレーター校なんですけど、初等部に通ってたというのが重要なんですよ。
安部今思えば変わった学校でしたね。すごく自由な校風で。
森山先生をあだ名で呼んじゃうノリがあって。シオドンとか。
安部懐かしい!
森山幼少期の人格形成って教育によるところが大きいじゃないですか。そこで自由に伸び伸び育った結果、ミュージシャンになってしまったという。
社会に出て少し苦労する典型という(笑)。
安部はははは。
──安部くんが最初に森山直太朗さんを知ったのは?
安部先ほど話題に挙がった僕の小学校では、卒業式に直太朗さんの「さくら」を合唱するんですよ。それで、この曲を作った人は学校の卒業生らしいということを知って。直太朗さんはサッカー部のOBなんですけど、サッカー部の顧問の先生に「森山直太朗のこと教えてたの!?」とか聞いたりして(笑)。12歳くらいのときですね。
森山そのとき、もう音楽には目覚めていたの?
安部僕には兄貴がふたりいるんですけど、上の兄貴が直太朗さんと同じくらいの世代でミッシェルガンエレファントとかエレファントカシマシをよく聴いてて。