『LIVE AZUMA』実行委員会・坂口氏インタビュー あづま総合運動公園でお祭りがやってるぐらいの気軽に楽しめる存在に
――福島県では、アーティストのツアーも、ほとんどが仙台か郡山ばかりで、福島市には訪れることが少ないというのが『LIVE AZUMA』が開催される前までの現状でした。
坂口福島市は素敵なライブハウスはいくつかありますが、数だけで言うとおっしゃる通り無数に駅周辺にライブ会場があるエリアではなかったりもします。会場の公園内にあるあづま総合体育館では、過去に幾多のレジェンド・アーティストさんもライブを開催されたことは存じ上げていましたが、そのお隣のあづま球場においては、フェスをやること自体がそもそも初めてでした。
当初はその体育館をステージとして利用するというアイデアもありましたが、あづま球場にはその開放感だったり、将来的にはスタジアムが完全にぎっしり埋まった状況を目指せるステージというのが選定のポイントとしてはありました。その他にもゆくゆくはさらに大規模にしていく未来を見据えた時に、ポジティヴな伸び代要素が多々あったんですよね。
初めての会場というのは、我々フェス側も色々と開拓や勉強をしていかなければいけない点が多くあるんですけれども、会場や公園の方も融通を利かせてくれていたり好意的だったりするので、開催させていただく側としても大変ありがたくとてもやりやすいですね。