ユニコーン×東京スカパラダイスオーケストラ『SMA50&Uc300祭〜横浜ユニパラ團〜』2日目ライブレポート
で、ようやく客席がクールダウンできる時間になった。
GAMOのアジテートで始まった「Natty Parade」、NARGOの鍵盤ハーモニカ独奏を経ての「SKA ME CRAZY」。ハッピーかつ華やかな空気で、神奈川県民ホールが満たされる。後者では、北原雅彦が間奏のソロで回転しながら「メリーさんの羊」を吹いたり、スケボーに乗ったりと大忙し。
『ケダモノの嵐』のCDの帯は、丸い穴から川西さんの顔が覗いていて、「この人がドラム」と書いてある。それを見て、俺このバンド絶対好きだと思った──というMCから、茂木欣一が歌ったのは「一日花」。「“NO BORDER” 3部作」として、7月~9月と3カ月リリースする中の1曲で音源ではimase&習志野高校吹奏楽とコラボレーションしている楽曲だが、この日はスペシャルverとしてスカパラメンバーボーカルによるアレンジが披露された。
この曲が終わると、谷中が「次は、みんなに思いっきり驚いてほしいゲストが来ますよ!」と黒スーツ姿の奥田民生を呼び込み、「美しく燃える森」のイントロが奏でられる。
谷中、「驚いたかー!!」。この場にいる人、おそらくひとりの例外もなく、「この対バンなら出ないわけない」