シベリアンハスキーは「大ガールズバンド時代」を超えていく メンバーが語る、サマソニでも注目の大型ホープの野望とは?
、「ユー!」、そして8月14日(水)に配信された第4弾配信シングル「アパートの一室で」の4曲をこれまでにリリースしている。
友情や恋、未来に揺れ動く繊細な心情を力強く歌い鳴らすシベリアンハスキーのギターロックサウンドは、媚びない女子たちの純粋なエモーションと可能性に満ちている。例えば、「ユー!」の冒頭でガツンと鳴り響くギターリフや、気だるさと力強さをあわせ持つ歌声に、コートニー・ラブ率いるホールの「セレブリティ・スキン」のタフネスを連想してしまうグランジロック世代も少なくないだろう。
シベリアンハスキー「ユー!」MV
「シベリアンハスキーの音楽は、村田美月の力強い歌声と、ルーツの異なる個性的な楽器隊が鳴らすサウンドが魅力です。私はHump Backという女性3人組バンドが大好きですが、ガールズバンドというよりロックバンドとして好きなので、シベリアンハスキーもガールズバンドという括りを超えた、かっこいいロックバンドになりたいと思っています。
その反面で、バンド人口では圧倒的に女性の割合が少なく、女性が音楽をやっていること……女性にしか出せない声や音、表現などは私たちの強みでもあると思っています。