2023年11月10日 08:00
吉沢亮が「家族」に思うこと「絶対に信頼できる一番の味方」
――観られて、撮影時のことを少し思い出されたりしましたか。
それが、撮影したのが4年前とかなんです。
――かなり前ですよね。
「こんなシーン撮ったな」というものもあれば、逆に「こんなの撮ったっけ?」というものもあったり(笑)。完全に記憶からなくなっていたシーンもありましたね。でも若いな、と思いながら観ていました。
――4年前に撮影されたものを改めて観るのは新鮮なものなのでしょうか。
若い、ということもそうなんですが、芝居のテンションが全然違うんです。
言ってもたった4年前なので、ほかの人からするとそんなに変わっていないかもしれないんですけど、自分的には「ここ硬いな」だったり、「エネルギーがあるな」と思ったり。
――それだけ時間が経つと、客観的になるものですか。そうですね。お芝居をしているときの感情や、何を意識してこの芝居していたのか、ということも完全に忘れているんです。
――今もし同じ役にアプローチするとなったらだいぶ変わってきそうですか?
多分、かなり変わると思います。もうちょっと肩の力を抜いて演じる気がします。
――ちなみにご自身ではどこが「堅いな」と感じられたんですか?
表情だったりとか、自分の中で決めたことをそのままやっているな、という印象がありました。