【『スリル・ミー』キャスト対談第2弾】 成河×福士誠治 ~“資本主義の病”を描く旅人ペア~
福士行ってないね(笑)。心の旅行はいっぱいしましたけど。
成河いやだって、分かるでしょう? ふたりともめちゃめちゃ照れ屋でナイーブだからこそ、こんだけお喋りなんですよ(笑)。
福士でも僕、ソンちゃんとはずっと喋っていられるな。何かひとつ話題をポンって置いたら、それに対してふたりであーだこーだ言えるところが、わりと最初からあった気がするんですよ。
成河懐かしい、前回の稽古中もそうだったね。誠ちゃんとは、好きなもの嫌いなものは全然違うんですけど、色んな物事に対する距離感が似てるんじゃないかと思います。
福士あと、現場が楽しくないとダメなところ。
もちろんプロとしてお仕事をしているんだけど、根本に楽しい気持ちがあったほうが面白い、って思ってるところが似ているんじゃないかな。
成河すごく分かる。あと僕がものすごく共感してるのは、オールラウンダーだっていうところ。ひとつのジャンルを極めることも大事ですけど、俳優ってそんな単純なものじゃないような気が僕はしているから、色んなジャンルに垣根なく挑戦する誠ちゃんに共感するし、僕もそうありたいと思ってます。だから誠ちゃんのこと、ずっと“旅人”って呼んでるんですけど(笑)。