2021年9月6日 07:00
純烈がスーパーヒーロー“純烈ジャー”に変身! 「究極の“ごっこ”遊びをやらせてもらいました」
と声をかけてくれて。それで、こちらとしては「純烈の映画をやりたい」という話をしていたら、ちょうどコロナ禍になってしまったんです。
この期間、純烈はライブをやらないという選択を取ったので、ほぼ1年スケジュールが空いている、じゃあすぐつないでくれと言って、昨年の3月中旬から準備を始めて、5月ぐらいの段階ではもう脚本ができ上がり、10月にはクランクインしていました。
『スーパー戦闘 純烈ジャー』
――なるほど。結果としては、いろんなタイミングがハマったと。
酒井そうですね。震災もそうですけど、天変地異があったりみんなが窮地に陥ったときに、我々のようなエンタメ業界の人たちは「頑張ろうぜ」というメッセージを送ったり、つらい気持ちがちょっとでも緩和されるような作品を作ろうとするじゃないですか。それも少なからずあったとは思います。
これまでみたいに直接は会えないけど、映画館であれば広い空間で空気清浄も整っていて、ソーシャルディスタンスも取れるので、純烈ライブに来られない人にも届けられるんじゃないかと思いましたし。今は純烈ライブを再開していますけども、なかなか行けない地域の方だったり、会いに来るのをまだ躊躇している方は、映画館に純烈を観に行ってもらえればなという、そういうCDを作って届けるような気持ちでお芝居という形を取らせていただきました。