2022年4月7日 18:00
『チェルノブイリ1986』5月6日に公開 収益の一部をユニセフなどウクライナの人道支援活動団体に寄付
コロナウィルスや様々な紛争によって衰え神経質(ナーバス)になった21世紀において、このような問題を兄弟民族に対する「軍事作戦」なんかで果たして解決できるのだろうか?何故多くの人々の予測が外れたのだろうか?それは、こんなことは全く想像すらできなかったからだ。ハリコフやキエフ、その他の美しい街の名前が軍事記録の中で見られるようになるとは。そしてウクライナの友人たちが電話で呆然と問いかける「どうして?」に対し、僕たちは何か曖昧な内容を口ごもることになるとは、想像できなかった。いま僕たちは全員ひとり残らず傷を受けている。何故なら、僕たちの世界を覆う呪いや憎しみ、非難は自分たち自身から生じるもので、あらゆる戦争がもたらすものだからだ。
兵士や民間人が亡くなり、ミサイルが住宅を攻撃している。たとえ政治に通じていなくても、これにはいかなる正当性もないことははっきり分かる。尊敬すべき大統領、直接呼びかける無礼をお許しください。
ですが、この恐ろしい不幸を止められる力があるのは貴方だけなのです。
僕たちは、ある高官が表現しているような「反対者の国民」なんかではなく、世界の中で何よりもただ平和と平穏のみを愛し願う自国民なのです。