くらし情報『窪田正孝 『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』主人公・渡守ソウシは子供たちの声を聞こうとする人』

2023年5月6日 10:00

窪田正孝 『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』主人公・渡守ソウシは子供たちの声を聞こうとする人

メイキングを創る場合でも、日本ではたいてい役者にフォーカスするけれど、海外ではスタッフの製作プロセスを追う。日本でももちろんそれぞれの部署へのリスペクトはあるけれど、どこかプロセスよりも結果を求めるところがあるんじゃないかと感じています。

窪田正孝 『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』主人公・渡守ソウシは子供たちの声を聞こうとする人

製作発表会見より、前列左から)原案・構成・演出・振付を手がけるシディ・ラルビ・シェルカウイ、出演の石橋静河、窪田正孝、田中哲司、後列左から)村田寛奈、宮下今日子、板垣瑞生、永田崇人、坂ノ上茜
面白いのは、海外では演出家としての領域と脚本家としての領域がきっちり分かれているみたいで。だから、演出家であるラルビは「僕には(脚本は)書けない、でもこういうことがやりたい」と何時間もかけて、すごい熱量で伝え続けるんですよ。彼がそうやって語っている言葉(英語)を翻訳して日本語にするだけでも、時間がかかる。それに、日本語は細かいニュアンスを伝える言葉がたくさんありますよね。そういうニュアンスを汲みとることも、すごく難しくて。翻訳の方も丁寧にやってくださっているけど、文章全体を通してみると、日本ではない、大陸の空気感をまとっているような感じになっている。
そういう、良い意味での違和感があります。

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