2022年3月2日 07:00
新国立劇場新ラインアップ発表! 仏から『ガラスの動物園』招聘
新国立劇場の2022/2023シーズンラインアップ説明会が3月1日に開催され、大野和士オペラ芸術監督、吉田都舞踊芸術監督、小川絵梨子演劇芸術監督が出席。開場25周年記念公演やコロナ禍による2度の中止を経て3年越しの実現となるフランス・パリの国立オデオン劇場からの『ガラスの動物園』の招聘など、多彩な演目が発表された。1997年の開場から25周年を迎えることになり、大野芸術監督が指揮棒を振る『ボリス・ゴドゥノフ』、『ラ・ボエーム』、吉田芸術監督が演出を担当する『ジゼル』、小川芸術監督演出の『レオポルトシュタット』、そして5年ごとに同劇場で上演されてきたオペラ『アイーダ』の5作品が「開場25周年記念公演」と銘打って上演される。
大野和士
オペラでは新制作として『ジュリオ・チェーザレ』、『リゴレット』などを上演。コロナ禍で複数の公演が中止に追い込まれたが、すでに契約済みのスタッフ・キャストを別公演に振替え、公演を行なっていく方針で、大野芸術監督は「キャスティングに目をみはるものがあります」と各公演の完成度に自信をのぞかせる。舞踊部門では、ニューイヤーバレエとして、コロナ禍で延期となっていた新制作『A Million Kisses to my Skin』の上演が行われる予定で、振付をデヴィッド・ドウソンが担当。