初のドキュメンタリー映画公開! アニソンの先駆者JAM Projectの5人が語る“これまで”と“これから”
これがなかったら、へこたれていたかもしれない。フェードアウトしていたかもしれない。
映画の最後のインタビューを受けたときも、こういう状況がなかったら、乗り越えてなかったんじゃないかなって思ったんですよね。コロナ禍でドキュメンタリー映画を制作させてもらったっていうのは運命で、「もうちょっと歌わないとダメだよ」って言われている気がしました。だから、この映画にはすごく感謝しています。
奥井私も映画の中でしゃべっていたときとはやる気が全然、変わりましたね!あの当時は体調もよくなくて「ずっと歌うのはできないんじゃないか?」と思ったりもしたけど、コロナで休んでいる時期もあって、歌えないとなると人って歌いたくなるものなんですよね。ワガママなもので……(笑)。
家にこもりながら「何ができるか?」と考えて、YouTubeにも挑戦したりしながら、前向きに状況を捉えることができたんです。
JAMでツアーができなくて、フェスはやったけど、あれだけじゃ燃え尽きることはできないな、終われないなというのがあって、まずはできなかったツアーをやりたいです。配信もいいんだけど、やっぱりお客さんの熱を直接感じながら歌いたいし、やらない限り、JAMを終わることはできないなというのは思っています。