2022年9月16日 18:00
【野音ワンマン直前企画】東西のフラカン番による緊急対談!「40代後半~50代の心情を、こんなリアルに描いているロックがこれまであったか」
鈴木それがほしいから新しくファンクラブに入った人、フラカンと同世代の男性が多かったとか。
兵庫へえー!
鈴木あの、まだヒットしてないじゃないですか、フラワーカンパニーズって。兵庫うん。
鈴木そう言うと「『深夜高速』、ヒットしたじゃん」って言われることもあるけど──。
兵庫売り上げ的な意味でのヒット曲ではないよね。後々長く知られる曲にはなったけど。
鈴木バンドとしてもまだ「ブレイク」していない。僕、これまでも「フラカン、今、ちょっときてるかも、この先ブレイクポイントがあるかも」と感じたことがあるんですけど──。
兵庫しなかったけど?
鈴木そう、しなかったけど、またしばらくしたら「ブレイクポイント、くるかも」って感じる時が来る。若いバンドならともかく、このキャリアで今でもそんなことを感じさせるバンド、いないなと思って。ありのままの自分をさらけ出して、曲を書き続けてきて、何年やってもそれが全然薄まらないのって……ベテランってそれができなくなって、どこかのタイミングで創作の仕方を変えると思うんですけど、そうなっていない。
竹安堅一
兵庫なんでできるんでしょうね。
鈴木満たされてないからじゃないですか?(笑)。